タウンページとハローページはともに電話帳として地域に根差した媒体ですが、それぞれ異なる特徴があります。特にタウンページは、消費者の方々が地域情報を検索するツールとして活用いただいています。
単なる電話番号簿ではなく「地域と暮らしのメディア」として、NTT回線ご契約のお客さまをはじめとして幅広い世帯・事業所にお届けしているタウンページとハローページの違いはどのようなものでしょうか?
1.タウンページとハローページの違い
(1)タウンページとハローページは何が違う?
タウンページは、店舗や企業を探したい時に職業分類名から電話番号、住所、また広告として掲載されている内容を調べることができる電話帳で、現在も中高年層や紙媒体に親しまれている方々を中心に、多くの方にご利用いただいている媒体です。
一方、ハローページは、お名前の50音順に電話番号を探すことができる電話帳で、お店・企業情報を収録した「企業名編」と個人名を収録した「個人名編」があります。
※長らくご愛顧いただきましたハローページですが、2021年10月~2023年2月に発行した最終版をもって終了しています。
2.タウンページとハローページの特徴毎の違い
(1)掲載内容の違い
タウンページに掲載されているのは企業名・電話番号・住所の企業情報です。ハローページに掲載されていた情報は、「企業名編」では企業名・電話番号・住所の掲載内容で、「個人名編」では個人名・電話番号・住所の掲載内容です。大きな違いはタウンページには職業分類が付与されていることです。
(2)掲載の順番と調べ方の違い
タウンページは、職業分類情報が各企業情報に付与されているため、掲載順番は職業分類毎の50音順となっており、それぞれの職業分類の中で、企業名がさらに50音順に掲載されているという特徴があります。タウンページで目的のお店や企業を調べる際は、目的とするお店や企業の職業分類を50音順索引からお調べの職業分類を探し、該当ページにたどり着いたら、お店や企業の名前を50音順で探すという方法となります。
ハローページは企業や個人の名前が50音順に掲載されていたため、辞書などの目次のように調べられてきました。
(3)タウンページとハローページのイメージカラーの違い
タウンページは多くの方が黄色い電話帳のイメージを持っているかと思いますが、2014年に発行した山梨県甲府市版・群馬県高崎市版タウンページからは全国それぞれの地域特性に合わせた景色の写真や、特産物、ゆるキャラといった表紙を展開し、また誌内においても地域毎の特集を設けてきました。
なお2023年3月発行分からは、皆さまにタウンページであることが分かりやすいように全ての電話帳を黄色の表紙に変更しています。
また、ハローページの「企業名編」は青色の表紙、「個人名編」は緑色の表紙で発行してきました。
タウンページは多くの方が黄色い電話帳のイメージを持っているかと思いますが、2014年に発行した山梨県甲府市版・群馬県高崎市版タウンページからは全国それぞれの地位特性に合わせた景色の写真や、特産物、ゆるキャラといった表紙を展開し、また誌面においても地域ごとの特集を設けてきました。
なお、2023年3月発行版からは、皆様にタウンページであることが分かりやすいようにすべての電話帳を黄色の表紙に戻しています。
・タウンページは、NTT東日本・NTT西日本が発行する職業別電話帳です。
・ハローページは、NTT東日本・NTT西日本が発行する50音別電話帳です。