Facebook、LINE、Instagram、TikTokといくつかの代表的なSNSの中でもFacebookと同じ年(2008年)に日本でのサービスを開始したSNSのひとつがTwitterです。日本でサービスを開始してから既に15年以上も経過しているTwitterですが、後発のInstagram、TikTokが勢いを増す中、他のSNSとは異なる特徴が支持され、今でもアクティブな利用者が多い影響力を持ったSNSです。本記事では、日本で15年以上も支持され続けるTwitterとTwitterを活用したマーケティングに関する事柄について、簡単にご紹介をできればと思います。なお、ご存じかとは思いますが、2023年にTwitterの名称は「X」に変更されているため、以降はTwitterをX(旧Twitter)と記載させていただきます。
X(旧Twitter)とは
X(旧Twitter)の誕生から普及まで
2006年にアメリカで誕生したX(旧Twitter)。2008年に日本語にローカライズされ、正式に日本語版のX(旧Twitter)がリリースされました。個人での利用はもちろん、有名人や企業の「公式アカウント」としても積極的に活用され、瞬く間に人気のSNSに仲間入りを果たし、2011年、日本では印象に残る形でX(旧Twitter)が活用されました。そうです、2011年3月11日に発生した東日本大震災の際、固定電話や携帯電話の回線がストップする中、情報収集の手段のひとつとして普及し始めていたX(旧Twitter)は、行政の情報発信の手段のひとつとして採用され、たくさんのX(旧Twitter)利用者に最新の情報を届けました。その後、制限付きながら選挙運動に関わる情報発信が認められるなど、X(旧Twitter)活用の裾野は広がっていき、新たな情報インフラと言えるほどにまでに普及していきました。
X(旧Twitter)が日本で普及した理由
新たな情報インフラにまで成長したX(旧Twitter)、上手にマーケティングに活用すれば良いマーケティング結果を得られることは想像に難くありませんね。少し話は変わりますが、日本では何故、X(旧Twitter)が受け入れられたのでしょうか。もちろん、先ほどご紹介したとおり、災害時や選挙での活用が普及を後押ししたことは間違いありませんが、それとは別に、根本的に日本の文化や感性になじみやすい特徴があったのではないかと思っています。そのひとつが匿名で利用できることです。2008年のX(旧Twitter)登場以前は、匿名掲示板での匿名の書き込みが日本のインターネット文化の象徴ともいえる存在でしたが、2024年現在では以前ほどの盛り上がりは見られません。SNSの普及に伴い、匿名掲示板で培われた日本のインターネット文化はX(旧Twitter)に引き継がれたのではないでしょうか。また、匿名性とは別に短文投稿であることもX(旧Twitter)の特徴のひとつですが、短文投稿も日本人の感性に馴染みやすかったのではないかと思われます。短歌や俳句など、日本には昔から限られた文字数の中で想いを伝える文化が根付いていることも裏付けになるのでは?と感じています。ちなみに、日本語の場合、英語と同じ文字数であれば、漢字が使える分、表現がより豊かになるという漢字文化圏特有の面白さもあります。
X(旧Twitter)の世界トレンドワード1位
ここまでご紹介してきたとおり、日本の文化や感性を背景に普及したX(旧Twitter)では日本語での投稿が世界トレンドワードの1位を獲得することも珍しくありません。テレビ番組の放送中に視聴者が同じタイミングで一斉に投稿した結果、X(旧Twitter)世界トレンドワードの1位を獲得したニュースなどを目にしたことがあるのではないかと思います。バズと呼ばれている現象です。
ざっくりとした内容ではありましたが、ここまでX(旧Twitter)の歴史や特徴についてご理解いただけましたでしょうか。それでは、X(旧Twitter)とマーケティングについて、ごく簡単に紹介したいと思います。
X(旧Twitter)とマーケティング
リアルタイム発信と共有のマーケティング
これまでに紹介してきた災害時や選挙、テレビ番組などの例を見てもわかるとおり、X(旧Twitter)の最大の特徴はリアルタイムに情報を発信し共有することができる点です。X(旧Twitter)マーケティングでは、その高いリアルタイム性を活かし、X(旧Twitter)とリアルタイムに行われている出来事を組み合わせることで、大きな話題を作り、さらに盛り上げていくというマーケティング施策を行います。マーケティング施策の狙い通り、話題になり盛り上がれば、X(旧Twitter)のトレンドワードとしても注目され、まだニーズが顕在化していない潜在層はもちろん、企業のマーケティング施策において最もリーチが難しいとされる非認知層に対してもアプローチが可能です。
高い拡散力でバズを期待するマーケティング
先ほど、バズという言葉を紹介しましたが、X(旧Twitter)マーケティングでは、X(旧Twitter)の高い拡散力にも期待してマーケティング施策に取り組みます。当然、マーケティング施策で思い描いていた通りにバズらせることは難しいことですが、X(旧Twitter)マーケティングが期待通りに成功した場合のマーケティング効果は絶大です。尚、バズらせるマーケティングについては、下記のバズマーケティングの項目でより詳しく紹介しているので、ご一読いただければ幸いです。
ここまで、X(旧Twitter)を活用したマーケティングについてご紹介してきましたが、X(旧Twitter)を活用したマーケティングも含めた販売促進の手段はアナログからデジタルに至るまで幅広く、適切な販売促進の手段は何か、迷われるケースもあるかもしれません。そんな時には、広告のプロに相談することも方法の一つです。NTTタウンページが運営する「Myタウンページ」では、ビジネスオーナーさまのお悩み解決をサポートするサービスを無料で提供しています。
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