SEO HTMLとは

SEO HTMLという言葉自体はありませんが、SEOとHTMLには密接な関係があります。SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化を意味します。Google検索やYahoo!検索などでユーザーの検索意図に合致したサイトが上位に表示されるため、対策を行うことで自社のサイトをより多くのユーザーに見ていただくことが可能です。HTMLとはHyper Text Markup Languageの略で、マークアップ言語の1つです。 マークアップとは、文章の構成や役割を示すことを意味します。 HTMLはWebサイトを作成する際に、コンピューターへ構成指示を出し、表示したい文章や写真などの情報を形作ります 。難しい内容のようですが、SEO HTMLとは簡単に言うとHTMLを正しく効果的に使用することでSEO対策となり、検索した時により上位に表示され、商売繁盛につながるということです。

SEO HTMLの種類

タイトルタグ

SEO HTMLの1つであるタイトルタグとは、GoogleやYahoo!などで検索した際の検索結果ページに表示される各サイトのページタイトルのことで、Googleのクローラーに認識させるためのHTMLタグです。タイトルタグは、そのページ内容を表す最も重要なタグであり、SEO対策において必須の項目です。 コンテンツに適した文章を作成することで、ページの内容を簡潔に表すことができます。タイトルは30文字前後に抑え、主要なキーワードを含めることが重要と言われています。

メタディスクリプションタグ

メタディスクリプションタグとはHTMLタグの1種で記事の概要を紹介する100〜120文字程度の文章のことです。 GoogleやYahoo!などの検索結果にスニペット(説明文)として表示されます。 メタディスクリプションはSEOに直接的な影響を及ぼすことはありませんが、間接的に良い影響をもたらします。メタディスクリプションは自分で設定しなくても、検索エンジンが本文の内容を自動でピックアップしてくれますが、魅力的な文章を記載することでクリック率が向上し、自社の商品やサービスをより知っていただくチャンスとなります。

hタグ(見出しタグ)

hタグ(見出しタグ)もSEO HTMLにおいて重要な役割を果たします。hタグはユーザーや検索エンジンにページの重要なテーマを伝えるために、HTMLでマークアップする見出しタグのことで、h1~h6まであります。重要なのは順番で、<h1>の次に来るのは<h2>、<h2>の後に来るのは<h3>というように決まりがあります。これはコンテンツの階層構造を正しく示すために使用されるものであり、これを遵守することで効果を最大限に発揮できるようになります。

altタグ

altタグとは画像の代替手段として表示させるテキスト情報です。altタグを適切に記述することで、検索エンジンや読者に情報を正しく伝えることができます。加えて視覚的に判断できない方でも音声読み上げシステムを使用することで、過不足なく情報を収集できるというメリットがあります。altタグも直接的なSEO対策にはなりませんが、間接的にSEOの効果を得ることができます。

リンクタグ

リンクタグとは、Webサイト上のコンテンツの一部をクリックした時に、現在閲覧中のページから、他のページに移動できるようにする技術のことです。外部リンクや内部リンクはSEOに効果がある重要な要素とされる一方、リンクタグの設定方法を間違えると検索エンジンにスパム扱いされてしまう可能性があるので注意が必要です。

listタグ

SEOに効果的なHTMLでは、箇条書きに使われるlistタグも覚えておくとよいでしょう。listタグとは、箇条書きや番号でリストを作成できるHTMLタグのことです。
例えば、SEOのメリットを3つ端的に並べるコンテンツなどを作成するときに便利です。 コンテンツ内に箇条書きがあれば、本文を読みやすくなるため、SEOにも高い効果を発揮します。 また、listタグを使ってコーディングすることで、強調スニペットにも表示されやすくなります。強調スニペットへの露出はアクセス数の増加に繋がったりと、SEOにおいて非常に重要となるため、箇条書きの際はlistタグでの記述を行うようにしましょう。

canonical(カノニカル)タグ

canonical(カノニカル)タグは、コンテンツが重複している場合に、その中でどれが正規のページなのかを検索エンジンに伝えるHTMLタグです。重複コンテンツとは同一または非常に類似したコンテンツが複数のページに存在することを指します。重複コンテンツが生じるとユーザーの利便性が低下するとともにSEO評価が分散さるという悪影響があります。このようにSEOの評価が低くなることを回避するためにも、どのページが正規のページなのか、検索エンジンへ正しく伝える必要があります。そこで使用するHTMLタグをcanonical(カノニカル)タグと呼びます。

このようにSEOに対して重要な役割を果たすHTMLはさまざまな種類が存在し、うまく活用することでホームページをより効果的に運用することが可能です。しかしながら、HTMLを使いこなせるような、専門的な知識を習得し運用することも、そのような人材を新たに確保することもなかなか難しいでしょう。そんな時はMyタウンページをご利用ください。Myタウンページは無料で登録でき、無料で資格を持った担当に相談することができます。


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