最近よく耳にする「バズる」という言葉、聞いたことはあるものの「バズって何?」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ましてやバズマーケティングと言われても「バズマーケティングって何?」となりますよね。また「バズ」の言葉の意味は知っていても「具体的にバズマーケティングって何をどうすればいいの?」という方は多いのではないでしょうか。そこで本記事では、バズマーケティングに関する基本的な事柄についてご紹介します。バズマーケティングのメリットやデメリットについてもご紹介していきますので、バズマーケティングの基本を押さえたい方は最後までご一読ください。
バズマーケティングを紹介する前に
そもそもマーケティングとは
バズマーケティングに関する基本的な事柄をご紹介する前に、そもそもマーケティングとは何かについて、ごく簡単にご紹介します。マーケティングとは端的に言えば、商品が売れる仕組みを考え出すことです。一般的にマーケティングとは、商品の認知から購入に至るまでの活動を指し、見込み顧客の獲得から育成が目的となります。マーケティングの活動には、消費者のニーズを探るための市場調査と分析、消費者のニーズにもとづく商品の企画と開発、消費者に商品の魅力を伝えるための広告等が含まれます。やや広義に捉えれば、企業が顧客のニーズを満たすために行う活動は全てマーケティングの一環であると言えます。
バズマーケティングとは
バズマーケティングのバズの意味
バズマーケティングとは、話題を作ることで口コミを発生させ、短期間で一気に商品・サービスの認知拡大を狙うマーケティング手法のひとつで、主にSNSを活用して行われます。最近よく耳にする「バズる」は話題になるという意味で、「バズる」の「バズ」は巣に群がるハチがブンブンと音を立てて飛び回る様子を表す英語のBuzzに由来しています。話題を提供し、多くの人が認知する状況を作り出し、広告的効果を生み出すマーケティング手法、それがバズマーケティングです。
バズとバイラルの違い
バズマーケティングと似ているマーケティング手法にバイラルマーケティングがありますが、共通点は、両者とも口コミを活用した商品・サービスの認知拡大から広告効果を生み出すことが目的である点です。異なる点は、バズマーケティングの場合、バズを狙った活動を企業が積極的に実施するマーケティング手法であるという点です。対するバイラルマーケティングは、バズを狙った活動を企業が積極的に実施することはせず、あくまでも自然な口コミの広がりを狙うマーケティング手法です。
バズマーケティングのメリット・デメリット
バズマーケティングのメリット
バズマーケティングのメリットは、成功すれば認知度を一気に上げられることです。バズマーケティングは、主に企業がSNSに投稿した情報を消費者のSNS投稿などを通じて拡散させ認知拡大を狙うマーケティング手法であるため、成功すれば、企業や商品・サービスに対する認知度を一気に上げることができます。大手企業であれば新商品の認知度を、中小企業であれば企業名や店舗名はもちろん、他社には真似できない独自の技術等の認知度を一気に上げることも狙えます。実際にバズマーケティングを実施した結果、企業や商品・サービスの認知度が昨日とはまるで異なる状況へと一変したケースも少なくありません。また、主にSNSを活用して行われるマーケティング手法のため、コストパフォーマンスがよいこともメリットとして挙げられます。SNSを活用する最大のメリットは、従来の広告と比べ、圧倒的にコストを抑えられる点にあります。上手に施策を練りあげ、狙いどおり消費者が拡散の後押しをしてくれれば、実際にバズることができ、想定を大きく上回る費用対効果を発揮してくれることでしょう。
バズマーケティングのデメリット
バズマーケティングのメリットを理解したところで、バズマーケティングのデメリットについてもご紹介します。SNSは企業のマーケティング活動の役に立つコストパフォーマンスに優れたツールですが、使い方を間違えると企業や商品・サービスの信用を一気に失いかねないツールでもあります。先ほど、SNSでの拡散を通じて、認知度を一気に上げられることをご紹介しましたが、当然、ネガティブな面が一気に拡散されてしまうリスクも同時に抱えています。つまり、ポジティブな面のみが拡散されるとは限らないという点がバズマーケティングのデメリットと言えます。万が一、ネガティブな面に目をつけた消費者の投稿が拡散してしまえば、バズマーケティングは企業の求める結果とは真逆の結果を招くことになり、バズるというよりも、むしろ炎上といえる事態に陥ります。ネガティブな投稿を迅速に発見し、事実関係の確認と誠意ある対応を行う体制を整えることができれば、炎上のリスクを回避することも不可能ではありませんが、バズマーケティングには、このようなデメリットがあることを理解した上で実施する必要があるでしょう。
まとめ
話題を作ることで口コミを発生させ、短期間で商品・サービスの認知拡大を狙うバズマーケティング、想定外の炎上リスクを抱えてはいますが、期待通りの方向へと進めば、想定を大きく上回る結果が得られるでしょう。バズらせることのみにとどまらず、その先の展開まで視野に入れながら、マーケティング手法のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
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