ビジネスオーナーさまの多くが「お店の認知拡大」や「商品やサービスの宣伝」をお考えになった際に、広告会社や広告代理店を検討されたことがあるのではないでしょうか。広告に関しては企業によって特色があります。広告会社選びは、PRの結果に大きく関係があります。こちらの記事では広告会社の成り立ちから現在の広告会社の状況、広告会社と広告代理店の違いなどを説明しますので、広告会社選びのご参考にされてください。
広告代理店の始まり
広告会社の始まり
世界の広告代理店、広告会社の始まりについてですが、17世紀~19世紀に広告スペースを販売することが世界中で盛んになりました。フランスでは17世紀、イギリス、アメリカでは19世紀に広告代理店がはじまったと言われています。
日本の広告代理店、広告会社については明治時代に最初の広告会社を創業したと言われています。その後、広告代理業が経営として成り立っていくことが証明された後に博報堂、電通といった現在の広告大手の企業が参入していきました。
広告会社と広告代理店
広告代理「店」
こちらの記事では広告会社と広告代理店という2つの表現を用いておりますが、この呼び方の違いについて紹介します。そもそも「広告代理店」という表現の「店」でありますが、現在は一般消費者向けの広告を取扱いしていない企業が中心かと思われます。つまり企業間取引をとる企業形態のため「広告会社」と呼称するほうが現代的といえるでしょう。また、広告を掲載する媒体の保有会社と広告を掲載したい広告主の双方代理のため「店」というよりも「広告会社」のほうがわかりやすいと思われます。
業界団体である一般社団法人日本広告業協会も広告代理店という呼称を使用せず「広告会社」の同業団体と名乗っています。
総合広告代理店とは?
先ほどは広告代理店という呼称と、広告会社という呼称について説明しました。続いて、広告会社を探す際や広告の媒体を探す際に「総合広告代理店」という呼称も出てきます。こちらの総合広告代理店という呼称も、インターネット広告の出現などにより現代的に変化した呼称です。元々は広告代理店という呼称で広告会社を表現していたのですが、近年はインターネット広告専業の代理店の存在感が強まってきました。事実、インターネット広告費は3兆3,330億円※となり、マスコミ四媒体の2兆3,161億円を1兆円以上上回っています。従来型の広告として屋外広告、交通広告、ダイレクトメール、折込をマスコミ四媒体と合わせてインターネット広告と並ぶので、インターネット広告の存在感がどれだけ大きいかわかります。
このように現代ではインターネット広告を専業で取り扱う広告代理店と、従来型の広告も取り扱う広告代理店を区別するために「総合広告代理店」という呼称が生まれました。
※出典:株式会社電通 「2023年 日本の広告費」
広告会社の選び方
出稿したい広告や広告ターゲットから広告会社を探す
まず広告出稿を検討された際に、一般的には出稿したい広告を取り扱っている広告会社を探されると思います。
例えば、先述した総合広告代理店または専門広告の広告会社になるかと思います。加えてポイントとなるのが、広告を出稿する際にどのようなターゲットに宣伝したいかとなります。ターゲットについてはマーケティングの知識が必要となりますので、経験豊富な広告会社を選ぶとよいでしょう。しっかりとビジネスオーナーさまのニーズやターゲットをくみ取ってくれる広告会社であれば安心できます。
以下に広告会社を探す際のポイントを記載します。
- 広告主のニーズやターゲットなどをしっかりとヒアリングしてくれる。
- 情報の共有や提案内容を説明してくれる。
- 反応・対応が早い。
- 資格の保有や知識やノウハウがある。
- 広告費用や運用費用など内訳や内容を説明してくれる。
上記のポイントを押さえて広告会社を選ぶことで、ビジネスオーナーさまの意向とおおきくズレることは避けられるはずです。
まとめ
以上、こちらの記事では広告会社について紹介しました。広告を出稿する際は、もちろん広告主自身でチラシの作成、ポスティングやインターネット広告の出稿などは可能です。ですが、インターネット広告の出現に伴う広告種類の多様化、人手やノウハウの不足により、広告出稿は簡単にできるものでなくなってきました。
また、出稿した広告効果の測定、分析といったマーケティングの概念も現在は広告に関連しており、適した広告を出稿して広告宣伝費との費用対効果を高めるには手間と時間が必要です。
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