ショッピング広告という広告を聞いたことがありますか。ここ数年で注目されている広告の一つになります。特に小売業の方やECサイトをお持ちの方には特におすすめしたい広告になりますので、初めてショッピング広告という名前を聞いた方や名前だけ聞いたことがある方もぜひ最後までご覧ください。
ショッピング広告とは
ショッピング広告とは
ショッピング広告とは、ユーザーが検索エンジンで検索したときに表示される検索結果画面の上部やショッピングタブに表示されるGoogle広告の一つです。商品・サービスの画像、価格・店舗名などのテキストを検索結果画面などに表示することができます。広告をクリックすると、お持ちのECサイトの商品販売ページへ移動し、商品の購入を促すことができます。実店舗の商品・サービスでも設定することもできるため、ECサイトを持っていなくてもショッピング広告を出稿し、集客につなげることができます。
ショッピング広告に掲載できない商品・サービス
ショッピング広告においても他のGoogle広告と同様にポリシーがあります。そのポリシー上で、禁止されているコンテンツや制限付きのコンテンツがあります。
- 禁止コンテンツ
- 偽造品、危険度の高い商品（例：違法薬物、武器、爆発物や花火、たばこ関連商品）、不正行為を助長する商品（例：ハッキング ソフトウェアやハッキングの手順、偽造文書）、不適切なコンテンツ（例：個人や団体を対象としたいじめや脅し、絶滅危惧種の販売や取引）
- 制限付きコンテンツ
- 成人向けコンテンツ（例：アダルトグッズ、性的なものを連想させるランジェリーの宣伝）、アルコール飲料（ノンアルコール含む）、著作権で保護されたコンテンツ、ギャンブル関連コンテンツ、ヘルスケア関連コンテンツ（例：市販薬、処方薬）、政治に関するコンテンツ、商標、高脂肪・高塩分・高糖分の商品および飲料
制限付きコンテンツの商品は、すべての地域ですべてのユーザーに表示されるとは限らず、広告掲載が許可されるには、個別の要件を満たしている必要があります。
ショッピング広告のメリット・デメリット
ショッピング広告のメリット
ショッピング広告のメリット検索広告よりも上位表示される
ショッピング広告は、オーガニック検索や検索広告よりも上位に表示されます。ファーストビューに広告が表示されるので、スマートフォンの場合は画面占有率が高くなり、ユーザーの視認性が高くなります。
ショッピング広告のメリット購買意欲の高いユーザーにアプローチ可能
ショッピング広告は、商品・サービスの画像、名前、価格、在庫数、店舗名を広告に表示させることができるため、広告をクリックする前に商品・サービスの詳細情報をユーザーにアピールでき、商品・サービスを購入する可能性が高いユーザーをサイトに誘導することができます。
また、広告のリンク先をECサイトの商品購入ページに設定することで、効果的に購買意欲の高いユーザーを購入まで誘導することができます。
ショッピング広告のデメリット
ショッピング広告のデメリット商品情報登録や管理に手間がかかる
ショッピング広告は、検索広告のような広告文の代わりに商品情報を一覧化し、Google Merchant CenterというGoogleの無料ツールにアップロードする必要があります。商品・サービスの数が多いほどその分の商品情報を記載する必要があり、時間がかかります。価格や在庫の変動に合わせて、ショッピング広告側も随時更新をかける必要があります。
商品情報登録からショッピング広告配信後の管理まで手間がかかります。
ショッピング広告に向いているサービス・商品
ショッピング広告は、商品情報を広告表示することができるので、商品・サービスの画像、価格、在庫数などの情報が重要となってくる商品・サービスが向いています。
例えば、衣類や食品、雑貨や日用品などの比較検討しやすく、購入サイクルが短い商品・サービス、季節性のある商品・サービス、低価格帯の商品・サービスといったものがショッピング広告に向いています。
さらにECサイトをお持ちであればより購入に直結しますので、ショッピング広告の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
ショッピング広告について、理解は深まりましたでしょうか。
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