レスポンシブ広告とは

レスポンシブ広告とは端的に言うと、広告枠に合わせて広告のサイズ、広告の表示形式、広告のフォーマットが自動調整され、表示される広告です。そのため、同じレスポンシブ広告であっても小さいテキスト広告として表示されたり、大きいイメージ広告として表示されたります。

レスポンシブ広告の種類

レスポンシブ広告にはレスポンシブディスプレイ広告とレスポンシブ検索広告の2種類があります。レスポンシブ検索広告は、設定した複数の見出しと説明文を状況に合わせて最適化して表示する仕組みのことです。一方レスポンシブディスプレイ広告は、広告を掲載するデバイスなどに応じてサイズを適切なレイアウトに自動的に調整してくれる仕組みのことです。レスポンシブディスプレイ広告には代表的なものとしてGoogle(グーグル)ディスプレイネットワークとYahoo!(ヤフー)ディスプレイネットワークがあります。

レスポンシブ広告のメリット

ここでは、レスポンシブ広告を利用するメリットについて解説します。
レスポンシブ広告にはさまざまなメリットがありますが会社の広告戦略やターゲットに合致するかどうかを確認する必要があります。

レスポンシブ広告は手間がかからない

従来のバナー広告だと広告枠のサイズに合わせてバナーをいくつも用意する必要がありましたが、レスポンシブ広告は、ベースとなるメイン画像、ロゴ、見出し、説明文をそれぞれ1つ以上登録しておけば、自動で最適化してくれるので、広告を作る手間が大幅に削減できます。

レスポンシブ広告は広告の表示機会が増加する

従来のバナー広告では広告枠のサイズに合わないものは表示されませんでした。
しかし、レスポンシブ広告では、さまざまな広告スペースのサイズに応じて画像やテキストを表示してくれるため、配信可能な掲載面が増え、表示回数もそれに伴って増加します。そのため、これまでリーチできなかった多くのユーザーへのリーチが期待できます。

レスポンシブ広告はパフォーマンスが向上する

レスポンシブ広告では、ユーザーの使用するデバイスに応じて、適切な幅の広告が作成されるため、視認性が高まります。つまり、ユーザーにとって最も見やすい形で広告が表示されることが予想されます。レスポンシブ広告は前述の通り、表示回数が増え、視認性が高まります。すると当然ですが、クリック数が増加し、コンバージョンにつながることが期待できるのです。

レスポンシブ広告の注意点

ここでは、レスポンシブ広告を利用する際の注意点について解説します。

レスポンシブ広告は審査落ちの要素がある

レスポンシブ広告では、複数の画像やテキストを登録します。その為、組合せによってはユーザーの誤解を招く広告になってしまったり、同じような単語やフレーズを使用していると広告審査に落ちてしまう可能性があるので注意が必要です。

レスポンシブ広告はフォーマットが共通なので、差異化が難しい

前述したとおりレスポンシブ広告は、さまざまなサイズの掲載枠に自動的に適した表示がなされます。しかし適した表示であるがゆえに似たようなレイアウトになりがちです。そのため、他の広告との差異化を図るための工夫が必要になってきます。

レスポンシブ広告は意図しない広告文が表示される可能性がある

レスポンシブ広告は、あくまでも自動で組み合わせが決定するため、意図しないメッセージがユーザーに伝わってしまう可能性があります。
レスポンシブ広告は設定する複数の広告見出しと説明文が順番を問わず自動で組み合わせられるのでどの組み合わせになっても、意図しているメッセージが伝わるように設計する必要があります。

レスポンシブ広告の効果を上げるポイント

ここでは、レスポンシブ広告を利用する際に、より効果を上げるためのポイントを紹介します。

ターゲットのユーザーを絞り込む

レスポンシブ広告に限った話ではありませんが、広告する商品やサービスのターゲット層に合わせて、ユーザーを絞り込むようにしましょう。若者をターゲットにした広告であるにも関わらずシニア層にも配信していると広告費が無駄になるだけでなく、広告の成果としても判断が難しくなります。広告を分析し、年齢や性別、趣味嗜好などに応じて配信することが必要になってきます。

非効率な配信先は除外する

レスポンシブ広告はさまざまなサイトに配信できるため、前述したように、中には非効率な配信先も出てきてしまいます。相性の悪い配信先だとコンバージョンにもつながりにくく、広告費を消費するだけとなってしまうので、定期的に配信先の精査を行うようにしましょう。

PDCAサイクルを回す

レスポンシブ広告を含む広告全般に言えることであり、そして最も重要なポイントになります。広告は1度配信して終わりではありません。配信後は必ず分析を行い、配信しているユーザー属性や配信先は適切なのか、テキストや画像はどうだったか、広告費や作業時間のコストを軽減するにはどうすればいいのか、など効果検証を行い改善していってください。

まとめレスポンシブ広告とは

ここまでレスポンシブ広告に関して概要やメリット、注意点、効果を上げるポイントを解説してきましたが、「文章だとわかりにくい」「質問したいことがある」などの感想を持った方もいるでしょう。その際は是非、無料のMyタウンページの会員登録をご検討ください。

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