インスタグラム(Instagram)広告とは

「インスタグラム(Instagram)」皆さんも一度は耳にしたことがあるSNSツールかと思います。ただ、幅広い世代で日常的なコミュニケーションツールとして使われているLINEとは異なり、特に10代~20代の学生や若年成人の利用が多く、次いで30代の社会人の利用が多いと言われています。

つまり、学生や20代の社会人の層が顧客ターゲットのビジネスオーナーさまにとっては、インスタグラム(Instagram)を通したマーケティング活動が有効と言えるわけです。

ここからは「インスタグラム(Instagram)」や、それを活用したマーケティングツール「インスタグラム(Instagram)広告」の種類やメリットについてご説明します。

※画像はイメージです

そもそもインスタグラム(Instagram)とは?

インスタグラム(Instagram)の基本機能

インスタグラム(Instagram)は写真や動画を投稿し、第三者と共有するSNSツールです。
写真や動画に説明文やコメントなど文章を記載することもありますが、あくまで主役は写真や動画であるというのが、LINEといったSNSツールとは異なるかもしれません。以下に主な機能をご紹介します。


写真、動画の投稿・共有

インスタグラム(Instagram)ユーザーは、お出かけ先や仕事内容などで第三者に共有したい!見て欲しい!と思うものを写真や動画で撮影し投稿します。その際「フィルター」といって色合いやコントラストなどを編集することも可能です。また「キャプション」と言って、写真や動画を説明する説明文やコメントを付けて投稿し、共有します

フィード

フォローしているインスタグラム(Instagram)ユーザーの写真や動画の投稿が表示される部分、またはその機能のことを言います。写真や動画は、フォローしているユーザーが投稿した時系列の順番で表示されます。

ちなみに「フォローする」というのは、他のインスタグラム(Instagram)ユーザーが投稿した写真や動画、ストーリーズなどを自分のインスタグラム(Instagram)画面のフィードで見ることができるようにすることです。ですから、あなたが好きな芸能人やユーザーをフォローすることで、その人たちの最新の投稿内容を逃さずにチェックすることができるようになります。そういった特性を活かして、例えば芸能人であれば自身が出演している番組が始まるタイミングなどに、出演番組の宣材写真や動画を投稿することがあるんですよ。

ストーリーズ

インスタグラム(Instagram)に投稿した写真や動画が、24時間だけ第三者に共有される機能です。24時間後には自動で消えるため、短い時間だけ共有したい内容はストーリーズに投稿します。文章やスタンプで装飾することはもちろん、音楽なども付け加えて投稿することができます。こういった特性から、写真や動画を投稿したインスタグラム(Instagram)ユーザーがまさに「いま」何をしているのかを共有したい時に使われることが多いようです。

リール

最大90秒の短い動画を作成・編集・共有できる機能です。「エフェクト」といって、写真や動画に視覚的な効果を追加するツールを用いて編集し、音楽も付けて編集・投稿されることが多いです。
リールは、自身のインスタグラム(Instagram)アカウントをフォローしている人以外にも表示されるため、自身のインスタグラム(Instagram)フォロワー数増加の目的やとにかく多くの人に見てもらいたい場合に使われることが多いです。

ちなみに、このリールを編集する際に使うエフェクトにはいくつか種類があります。

  • 「顔エフェクト」顔に可愛くイラスト化されたウサギなどの動物の耳や鼻をつけたり、ばっちりメイクをしているように顔を変えたりします。動画を可愛く面白く見せたい時などに活用されていますよ。
  • 「背景エフェクト」例えば、自宅で撮影した動画の背景をビーチにいるように見せることができます。動画撮影の内容に合わせて、さまざまな背景エフェクトから合った背景を選択することで、動画の見せ方をブラッシュアップできます。
  • その他「アニメーションエフェクト」といって、可愛い流れ星が流れているアニメーションを付け加えたりすることも可能です。
インスタグラムイメージ

インスタグラム(Instagram)の主役はやはり写真や動画なため、インスタグラム(Instagram)には簡単操作の編集機能やツールが豊富であることから、若年層に大きな支持をされているのかもしれませんね。

インスタグラム(Instagram)の主な利用世代

総務省の「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、インスタグラムの利用者を年齢別に見てみると、10代の利用率が約72%、20代の利用率が約79%となっており、主要ユーザー層となります。この層のインスタグラム(Instagram)の利用目的は、写真や動画を通して「遊びに行った先での出来事共有」「友人との共通の趣味や話題に関する情報交換や共有」「流行りのインスタグラム(Instagram)ユーザーのフォロー」を通して共通の話題で盛り上がるなど、日常の共有からエンターテインメントを楽しむ場面など、幅広い機会でインスタグラム(Instagram)を活用しています。

次に多いのが30代のユーザーで約57%がインスタグラム(Instagram)を利用しています。20代の頃に活用していたインスタグラム(Instagram)ユーザーが継続して活用しているという背景もあるかもしれません。この層のインスタグラム(Instagram)利用目的としては、やはり社会人になり かつ 中堅社員へ成長する過程で仕事やキャリアアップを考えたときの情報収集や他のインスタグラム(Instagram)ユーザーとの共有が多いようです。また、就職して経済的な余裕が出てきたがゆえの趣味や旅行、ファッションなどに関する情報発信・収集も盛んにおこなわれています。ですから、30代のこの層は、さまざまな企業やブランドのターゲット層として着目され、インスタグラム(Instagram)広告などを通してマネタイズ化したい重要な層として意識されています。

40代の利用率は約50%、50代の利用率は約39%となっており、これらの層は経済力がある点や、子育て、家庭、ビジネスなど幅広い分野に係る層であるため多くの企業がやはり、インスタグラム(Instagram)広告などを通してマネタイズ化したい重要な層として認識しています。

インスタグラム(Instagram)広告について

インスタグラム(Instagram)広告の種類と特長

ここまでは、そもそものインスタグラム(Instagram)の機能やユーザー層とその利用目的をご説明しました。これらを理解した上でインスタグラム(Instagram)広告の種類や特長を知ることで、インスタグラム(Instagram)広告によるマーケティング効果を最大限発揮できるのではないでしょうか。

インスタグラム(Instagram)広告は種類により表示のされ方は異なりますが、広告を設定するとインスタグラム(Instagram)ユーザーのフィード、ストーリーズ、リールなどに表示されることで、訴求したい会社や商品情報が届く仕組みです。インスタグラム(Instagram)広告の種類は複数ありますが、基本的にはインスタグラム(Instagram)の基本機能の特長に紐づく広告であり、どのような形でユーザーに届けたいのか届けるべきかにより広告の種類を選ぶ必要があります。


写真広告

インスタグラム(Instagram)のフィードやストーリーズなどに表示される一枚の画像を使用する広告になります。動きが無い商品、例えばバックや洋服といったアパレル関係や化粧品、また広告主のブランドなど一枚の画像でも印象を強く残せるものを訴求するのに適しています。

動画広告

インスタグラム(Instagram)のフィードやストーリーズ、リールなどさまざまな場所で表示される広告です。最大60秒の長さの動画により、商品やサービスを訴求できます。動きのある商品や動画だからこそ魅力を伝えられる商品、例えば、簡単操作でホームページが作成できるといった商品の場合、その操作を実際に動画で訴求することで商品の強みを直接的に見せることができます。また、アクティビティなどのサービスを訴求するのにも適していると言えます。

カルーセル広告

インスタグラム(Instagram)のフィードに表示される広告です。最大10枚の複数の画像や動画を一つの枠の中でスライド形式で表示できます。商品やサービスについて多くの情報を盛り込みたい場合や、サービスラインナップが豊富な商品などを一度にまとめて訴求するのに適しています。

ストーリーズ広告

ユーザーがインスタグラム(Instagram)のストーリーズを閲覧している際に表示される全画面広告です。画像でも動画でも投稿することができますが、写真の場合は最大5秒間、動画は最大15秒間だけ表示される広告のため、強い印象を残せる広告内容を検討する必要があります。

リール広告

ユーザーがインスタグラム(Instagram)のリールをスクロールしているときに、自動的に再生される広告です。最大30秒までの動画を使用できます。短い動画で十分に特長やメリットを訴求できる商品であればリールの特性に合っており かつ インパクトのある広告内容にできれば効果を期待できるでしょう。


このように、インスタグラム(Instagram)のユーザーがおなじみの機能を利用する際にその機能の特長を活かした広告が打てます。ターゲット層とそのターゲット層がよく使う機能などを分析して活用すれば、より良い効果が期待できそうですね。

インスタグラム(Instagram)広告の料金について

インスタグラム(Instagram)の広告に決まった料金はありません。さまざまな条件によって料金は変わります。さまざまな条件というのは、例えば広告を設定する際のターゲット設定について、詳細な条件を設定するとオプション扱いとなり広告料金が上がる傾向にあります。

課金方式は、広告がクリックされたときに料金が発生する「クリック課金」、広告が1,000回表示されるごとに料金が発生する「インプレッション課金」、広告から問い合わせや商品の購入などが発生したときに料金が発生する「リード課金」や「成果課金」などがあります。広告主が求めるユーザーアクションによって適した課金方式を選ぶことが必要です。

最後に

インスタグラム(Instagram)広告についてご理解いただけたでしょうか。
今後のビジネスチャンスを広げるためにもインスタグラム(Instagram)広告の活用は検討する余地があると思います。


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